2022年度全日本オリエンテーリング選手権大会にて、ES関東C 男女エースがミドル、ロングで優勝!

秋の気配深まる山梨県南都留郡鳴沢村のふじてんリゾートで開催された、今年度の全日本オリエンテーリング選手権大会にて、女子エース、阿部 悠選手がミドルにて全日本初優勝、翌日は、男子エース、伊藤 樹選手が2連覇を達成しました!

10月8日のミドルレースにて阿部 悠選手 全日本初優勝

今年の全日本大会は、富士の樹海をまさにイメージさせる溶岩流で形成された微地形に、上位選手も大きくミスを重ねるなか、ただ一人10%未満のミス率に抑えるコントロールしたレース展開をした阿部 悠選手が初優勝をしました。
ラップをみても、阿部選手がラップを取ったレッグは1つもありませんでしたが、一番ミスが大きなレッグも1分あまりのミスに抑えての優勝でした。

まさに、テレインの特質を捉えたレースの戦略とナビスキルの歯車があった結果でした。

男子は、 伊藤 樹選手が7番までトップを走るものの、8番コントロールで4分近いミスで一時9位に。その後挽回しての3位でした。

ロングは、伊藤樹選手が圧巻の走りで2連覇を達成!

ロングは、距離13.6Km、登距離520mとまさにキングオリエンテーリングを決めるレースです。

1番コントロールから一度もトップを譲ることなく、後続に7分近い差をつける圧倒的な走りで、伊藤樹選手が、2連覇。

溶岩地帯で足場の悪い中、伊藤樹選手は、巡航速度94.9%と異次元のスピードで駆け抜けた結果でした。

また、一般クラスでもES関東メンバーの多くが優勝、入賞し、クラブの総力をしめした大会となりました。

大会運営に、ES関東Cメンバーが多く参加、素晴らしい大会の実現に貢献

今回の大会運営には、大会実行委員長を務めた”粂 早穂”さんをはじめ、多くのES関東Cメンバーが参加し、レースの根幹である地図やコースはもちろんのこと、プログラムや、大会当日の演出をはじめ、若い力で新しい時代を感じさせる素晴らしい大会実現に貢献していました。

ES関東C 第30回クラブカップ 7 人リレー優勝!

ES関東C-Aチームは、長野県小県郡長和町「ブランシュたかやま」で開催された記念すべき第30回クラブカップ7人リレーで2年ぶり、5回目の優勝を飾りました!
また、ベテランクラスでも、準優勝に入り、クラブとしての総合力を示しました。

7走(アンカー)桑原大樹選手を先頭に、ウィニングランのES関東C-Aチーム

7人リレー優勝!

全クラス200チーム以上が同時スタートとなった1走、橘 孝祐選手は、序盤すこし出遅れるもののトップと35秒差でまとめ上げ、いよいよクラブカップの戦いが幕を切りました。ついで、2走はチームの精神的な支柱でもあるベテラン加藤 弘之選手。安定した走りで、トップに1分強の差で2位に押し上げます。

3走は、今年度進境著しい高見澤 翔一選手。準エース区間を他チームと堂々と渡り合い、最後のタッチゾーンまでの坂を渾身の力で駆け上がり、ついにトップに躍り出ます。

3走 高見澤 翔一選手のラストスパート

4走エース区間は、ES関東Cの押しも押されぬエース、伊藤 樹選手。ヨーロッパ帰りの次元が違う走りで、後続に約3分の差をつけて、いよいよ残り3区間へ。

ただし、今回の比較的平坦なテレインプロフィールと、チーム戦力が拮抗している状況とが相まって、4走終了時点で6位までのタイム差が8分と、まだどのチームにも優勝のチャンスがある展開に。

5走は、昨年度のインカレ、ミドル、ロング優勝でWOC帰りの女子エース、阿部 悠選手。1番コントロールで4分近い痛恨のミス。途中ビジュアルでは後続の京葉OLCに先行される展開となるものの、後半気合いの走りで、トップを堅持します。

この展開で力を見せたのが6走で、ES関東C監督の中村 茉菜選手でした。タッチ直後は、練馬の冨永選手とスタートフラッグに併走する混戦状態でしたが、5%以下のミス率の好走で2位に4分以上の差をつけて、いよいよアンカー勝負に!

タッチゾーンに向けて駆け下りる中村 茉菜選手

最後のアンカー区間、ビジュアル区間に最初に姿を現したのは、こちらも今年度大きくパフォーマンスを伸ばしてES関東C Aチーム入りを果たした桑原 大樹選手。途中1分前後のミスで痺れるレースとなりつつも、全ての力を使い果たす走りで、ES関東Cに2年ぶりのウィニングラン。

各地域クラブに若手が多く入り、クラブカップ優勝を目指して切磋琢磨し、クラブカップ戦国時代となる中、ES関東クラブは、クラブとしての総合力を発揮して、通算5回目の優勝を果たしました。

表彰式でクラブカップトロフィーを掲げるES関東C-Aチーム

ベテランクラス準優勝

事前の戦力分析から、最後の4走まで表彰台争いが展開されると予想されたベテランクラス。
優勝は、圧倒的な総合力のOLC兵庫となったが、2連覇を狙ったES関東C-Dチームは、アンカーのビジュアルで、先行する2位サン・スーシチームを追いかける展開に。
ビジュアル区間の上り坂にて、「前1分だぞ」とチームメンバーに檄を飛ばされた杉本光正選手が、ビジュアル後のループで抜け出し、準優勝を飾り、ES関東Cベテラン勢の地力を示しました。

準優勝のベテランチーム(杉本光正選手、伊藤夏生選手、柳澤貴選手、小林岳人選手)

第36回全国中学校高等学校オリエンテーリング選手権大会 ESメンバー大活躍

個人競技選手権MEにて、伊藤和生選手優勝!

第36回全国中学校高等学校オリエンテーリング選手権大会の個人競技が2022年9月19日(日)茨城県石岡市大増「加波山麓」開催され、ES関東クラブの伊藤和生選手(筑波大附属駒場1年)が高校生個人選手権クラスにて優勝しました。

個人競技の舞台となった「加波山麓」は、微地形と低い通行可能度で、ナビゲーション難易度が非常に高いエリアが存在することが特徴でした。和生選手は、「ミスを最小限に抑えることを目標にした結果、うまくレースをまとめ、優勝につなげることができました。」とのコメントの通り、ライバルが20%以上のミス率で潰れる中、一人8.6%のミス率とする終始コントロールしたレース運びで、ノーシードからインターハイ初優勝をもぎ取りました。

団体競技MEにて、小林透哉選手が麻布Aの2走として優勝に貢献!

翌団体戦は、場所を笠間市の北山公園とその周辺の地域に移して、行われました。
ES関東Cメンバーの小林透哉選手(麻布高校1年)は、麻布Aチームとして参戦。1走でチームエースの尾藤選手からトップでたすきをつなぐと、2走ではトップラップにて、後続チームを10分以上の差をつける快走で、チームの優勝を決定づける走りを決めました。

また、3位には、おなじくESメンバーである澤本隆聖選手が2走を走った、千葉Aチームが入っています。

全日本大会に向けて 伊藤樹・阿部悠 インタビュー

2021年10月23日(土)~2021年10月24日(日) 全日本ミドルロング2days が開催されます。

選手権クラスに出場する、伊藤樹選手、阿部悠選手のインタビューが公開されていますので、ぜひご覧ください。


※twitter (https://twitter.com/orienteeringJOC 全日本ミドルロング公式【Orienteering】)より転載させていただきました。


伊藤樹


阿部悠

2020年度OKリーグ優勝!

OKリーグ2020の最終結果が4月11日に発表されました。

ES関東クラブからは19名が5点以上を獲得、多くのクラブ員がオリエンテーリングを楽しんだ結果、合計462点で見事総合優勝を達成、副賞として「CC7参加費10,000円値引き」を獲得しました。

男子総合2位に伊地知淳選手(34点) 女子総合3位に寺嶋貴美江選手(31点)が入賞しております。

日本代表に3名が選出

4月10日(土)11日(日)静岡県で 世界選⼿権(WOC) [7/3-9 チェコにて開催]選考会及びジュニア世界選⼿権(JWOC) [7/11-16 トルコにて開催]選考会が開催されました。


ES関東クラブから、世界選⼿権(WOC)日本代表選手として、エース伊藤樹選手(写真 後列左)と、新規加入した阿部悠選手(写真 前列左)が選出されております。
応援よろしくお願いします。



また、ジュニア世界選⼿権(JWOC)日本代表として、高校生の寺嶋謙一郎選手(写真右)が選出されております。
こちらも応援よろしくお願いします!

多摩川台公園練習会

4月4日(日)大田区の多摩川台公園でゆる~く練習会を開催しました。

フラッグは設置せずに、Navitabi(スマートフォンアプリ)での計時もしくはO-range(Garminを用いた計時)を使ってのゆる~いオリエンテーリングを楽しみました。

学生にエールを

3月13日(土)3月14日(日)に予定されていた、日本学生オリエンテーリング選手権大会(インカレ)は残念ながら中止となってしまいました。
ES関東クラブからも多くの学生オリエンティアが選手として参加する予定でした。
  
写真は、ES関東クラブが出稿していた広告です。
ES関東クラブは学生オリエンティアを応援します。